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うさぎ · ケアと健康

ウサギの毎日のケア:小さな変化に気づくために

ふだんは餌を持っていくと、2匹ともすぐに寄ってきます。ところが今日は、1匹が隠れ家から出てきません。こうした普段との違いは、見た目に分かる病気の兆候より気づきやすいことがあります。それぞれの習慣を知っていると、何が変わったのかを具体的に伝え、適切に対応できます。

毎日のケアは、ウサギに必要なものを用意しながら、様子を見る機会にもなります。餌を与え、水を替え、トイレを掃除するときに、1匹ずつ目を向けてみましょう。飼育スペース全体を時々確認するだけより、2匹それぞれを毎日見るほうが変化に気づきやすくなります。

毛布の上で脚を伸ばして休む、白黒の飼いウサギ
1匹ずつ見る
餌を食べているか、普段どおりに動いているかを、それぞれのウサギで確かめましょう。
お尻まわりを確認する
お尻まわりの毛は清潔で乾いていることが大切です。暑いときや、自分で毛づくろいしにくいウサギは、より頻繁に確認しましょう。
食欲の低下は急いで相談する
食べる量が明らかに減った、または全く食べない場合は、すぐに獣医師に相談してください。

いつもの世話の中で変化を見る

餌を与えるときは、2匹の様子を観察するよい機会です。それぞれが餌を口に取り、かんで飲み込んでいますか。普段どおりに動いていますか。背中を丸めていたり、いつになく静かだったり、餌への関心が薄かったりしませんか。元気なほうがすぐ餌に寄ってくると、もう1匹がほとんど食べていないことを見落とす場合があります。1匹ずつ確かめましょう。

トイレにも手がかりがあります。形のあるふんの数、大きさ、状態を普段と比べてみましょう。2匹が同じ場所で暮らしていると、どちらのふんか分からないこともあります。その場合は、食べ方や動きも合わせて見ます。ふんが減り、食欲も落ちているときは、すぐに動物病院へ相談してください。いつから様子が変わったのかも大切です。変化に気づいた時刻や、最後に普段どおり食べた時刻を伝えましょう。

被毛とお尻まわりを清潔に保つ

なでたり、落ち着いた状態で体を見たりすると、毛が絡まって固まった部分、湿った毛、皮膚の変化に気づくことがあります。長毛のウサギには、より多くの被毛の手入れが必要です。短毛のウサギも、毛が生え替わる時期には、優しくブラッシングするとよい場合があります。適した道具や安全な支え方は、動物病院で教えてもらえます。皮膚の近くで固く絡まった毛を、自分で無理に切らないでください。皮膚を傷つけるおそれがあります。

お尻まわりは清潔で乾いた状態に保ちましょう。汚れは消化の問題や、ウサギが動きにくくなり、自分で毛づくろいできなくなっていることのサインかもしれません。ハエが汚れた部分に卵を産み、かえったウジが体の組織をひどく傷つけることがあります。これをハエウジ症といい、緊急の治療が必要です。ウジを見つけた場合やハエウジ症が疑われる場合は、すぐに獣医師の診察を受けてください。特に暑いときや、健康状態や動きにくさのために自分で体を清潔に保てないウサギは、より頻繁に確認しましょう。

体の確認はできるだけ床に近い場所で

多くのウサギは、慣れた滑りにくい床の上にいるほうが体を確認しやすくなります。その日の餌から少量を取り分けてごほうびに使うと、自分から近づくことに慣れる助けになります。ブラッシング中はウサギの反応を見ましょう。離れようとしたり、体がはっきりとこわばったりするなら、時間を短くし、少しずつ慣らす方法が役立ちます。長く押さえ続けると、手入れがかえって難しくなることがあります。

抱き上げる必要があるときは、体全体をしっかり支えましょう。耳や首の後ろのたるんだ皮膚をつかんで持ち上げてはいけません。ウサギに慣れた専門家に、そのウサギに合った安全な支え方を教えてもらえます。体重を量るときは、床に近い場所で、適したはかりの上に浅くて安定した容器を置くと量りやすくなります。同じはかりを使い、毎回なるべく同じ時間帯に量ると、記録を比べやすくなります。

英国の動物福祉団体Blue Crossは、健康な大人のウサギについて、月に1回の体重測定を勧めています。成長中や病気のとき、体重に問題があるときは、どのくらいの頻度で量るかを動物病院に相談しましょう。

汚れを取り、慣れた環境も保つ

濡れたり汚れたりした場所は毎日掃除しましょう。特にトイレ、水を飲む場所、生の野菜などの食べ残しがある場所を確認します。その際に餌入れや水入れもしっかり洗いましょう。飼育スペースの隅まで手が届くと、見落とした食べ残しも見つけやすくなります。同じ場所がいつも湿っているなら、給水ボトルからの水漏れやトイレの位置など、原因を確かめましょう。

飼育スペース全体を掃除する頻度は、設備や汚れ具合によって変わります。慣れたにおいの残る清潔な敷材は、毎回すべて取り替える必要はありません。ただし、感染症を治療している場合は、動物病院から指示された衛生対策に従ってください。洗剤は用途に合うものを選び、使用方法や洗い流し方はメーカーの指示に従いましょう。保管場所はウサギの手が届かないところにしてください。

健康管理と緊急時の連絡先を備える

具合が悪くなる前に、ウサギの診療に慣れた動物病院を見つけておきましょう。健康管理には、歯や爪、体つきの確認と、適切なワクチン接種などが含まれます。必要な診察の時期や内容は、そのウサギの状態と地域の病気のリスクによって異なります。前歯を見ただけでは、口の奥にある歯の状態は分かりません。歯全体の確認は、知識と経験のある専門家に任せましょう。

食欲が明らかに落ちた、呼吸が苦しそう、倒れた、強い痛みがある、またはハエウジ症が疑われる場合は、すぐに動物病院へ連絡してください。最後に普段どおり食べた時刻、ふんの状態、持病を伝えられると役立ちます。移動用のキャリーと救急対応の連絡先を用意しておくと、受診までの時間を短くできます。留守中に世話を頼む人にもこれらの情報を伝え、ウサギの食欲が落ちたときは翌日まで様子を見るだけにしないことを共有しておきましょう。

よくある質問

ウサギの体重はどのくらいの頻度で量ればよいですか?

Blue Crossが勧める月に1回の体重測定は、健康な大人のウサギにとって目安になります。同じはかりを使い、なるべく同じ時間帯に量ると、記録を比べやすくなります。病気のとき、体重に問題があるとき、成長中は、もっと短い間隔で量る必要があるかどうかを動物病院に相談しましょう。体重が大きく減った場合は、早めに診察を受けてください。

毛が汚れたウサギをお風呂に入れてもよいですか?

全身を洗うことは、普段のウサギのケアには含まれません。汚れた部分とその原因を確かめる必要があります。ハエウジ症が疑われる場合は、洗おうとして受診を遅らせず、すぐに治療を受けてください。

出典・写真クレジット

写真の出典

写真: Lying domestic rabbit · Orlica · Public domain. 画像を縮小してWebP形式に変換しました。写っている内容は変わっていません。

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