愛玩犬
ヨークシャー・テリア
ヨークシャー・テリアは小柄ですが、散歩では好奇心旺盛で活発なことがよくあります。長い被毛には毎日の手入れが必要です。小さな子どもや大型犬と一緒にいるときは、思わぬけがを防ぐために目を離さないでください。
基本情報
- 大きさ
- 小型
- 体高
- 20 cm
- 体重
- 3.2 kg
- 寿命
- 12年以上PDSA 獣医師監修の犬種ガイド
- 運動量
- ほどほど
- お手入れ
- 毎日
- トレーニング
- 根気強く、わかりやすく導く
- 飼育経験
- サポートを受けながら初めて飼う
リボン姿からは想像できないテリアらしさ
ヨークシャー・テリアは、イングランドで小型のテリアから生まれました。現在は主に伴侶犬として飼われていますが、探したり遊んだりすることが好きな性質は今も残っています。周囲をよく観察し、体の大きさから想像する以上に自信を持ってほかの犬に接する子も多くいます。
相性のよい相手と会うときは、犬自身が歩けるようにし、無理のない距離からほかの犬を眺める時間を与えましょう。あなたのほうを向いたら褒めてください。離れようとする、吠える、緊張した様子を見せるときは距離を取り、落ち着いてその場を離れます。近づきすぎたり危険になったりした場合は、短時間抱き上げてもかまいません。落ち着いた出会いの練習は、別の機会に地面を歩かせて行いましょう。
日々の暮らし
英国の動物福祉団体PDSAは、1日に30〜40分ほどの運動を勧めています。散歩を数回に分け、犬のペースで匂いを嗅ぎ、歩き、周囲を探検する時間を取りましょう。室内ではフード探しや短い遊びも楽しめます。小さいからといって、近所を一周するだけで満足する犬ではありません。
体重が軽いため、いきなり抱き上げられたり、子どもに不器用に扱われたりすると、けがをしやすい犬です。犬が床にいる状態で近づき、撫でる方法を子どもに教えましょう。遊びが負担になったときに退避できる静かな場所も用意してください。
留守番について
犬が留守番できるようになるには、少しずつ練習する必要があります。英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、1回の留守番を4時間以内にするよう勧めています。子犬や、留守番中に落ち着かなくなる犬は、留守にする時間をより短くし、段階的に練習しましょう。それ以上家を空ける場合は、犬を見てもらえる人を手配してください。

毎日のお世話
ヨークシャー・テリアの長い被毛は絡まりやすく、特に耳の後ろ、ハーネスの下、前脚の付け根は毛玉ができやすい部分です。毎日、皮膚まで届くようにとかしましょう。短くカットすると手間は減りますが、それでも定期的な手入れが必要です。毛が目に触れてこすれ続けないよう、目の周りを整えてください。
被毛と同じくらい歯も大切に手入れしましょう。早いうちから犬用歯ブラシに慣らし、歯垢や歯ぐきの炎症がないか定期的に確認してください。PDSAは歯の問題を、この犬種で注意したい健康上の課題に挙げています。
大きさと体格
ヨークシャー・テリアは胴が引き締まり、背中は水平で、脚は細く、小さな耳は立っています。PDSAによると、体高は約20cm、体重は約3.2kgです。国際畜犬連盟FCIの犬種標準では、まっすぐで絹のような被毛が背中で分かれ、両側に垂れるとされています。体の濃い鋼青色(スチールブルー)と、頭、胸、脚の温かみのある黄褐色(タン)が典型的な毛色です。
長い毛が動きを妨げてはいけません。ヨークシャー・テリアに会ったら、華やかなヘアスタイルだけでなく歩く姿も見てみましょう。その下には、小柄で機敏なテリアがいます。

健康
ヨークシャー・テリアでは、膝のお皿が一時的に正常な位置から外れることがあります。その際、後ろ脚を数歩だけ上げて歩き、その後は普段どおりに戻る犬もいます。乾いた咳が続く場合は、気管の問題が考えられます。どちらも動物病院で診てもらいましょう。
PDSAは、膀胱結石や目、歯の病気も挙げています。子犬を迎えるときは、親犬の健康状態と膝・目の検査について確認してください。排尿しようとしても尿がまったく出ない場合は、すぐに動物病院の救急窓口へ電話しましょう。排尿はできるものの苦しそうな場合も、速やかにかかりつけの動物病院へ連絡してください。急に目を痛がって閉じたままにしている場合は、至急診察を受けてください。口臭が強く続く場合は、痛みを伴う歯の病気が考えられるため、診てもらいましょう。
この犬種はあなたの暮らしに合いそう?
こんな場合に合う可能性があります…
- 小柄で活発な犬を飼いたく、散歩や穏やかなトレーニングに時間をかけられる。
- 被毛と歯を定期的に手入れでき、被毛を短く保つ場合も丁寧にケアできる。
こんな場合は難しいことがあります…
- 幼い子どもが不器用に扱うことが多く、一緒にいるときに見守れない。
- 小型犬なら運動や遊び、グルーミングの手間がほとんどかからないと思っている。
ニーズは似ていても、犬はそれぞれ。
大きさ、運動量、お手入れ、トレーニングの特徴が共通する犬種を選んでいます。
チベット原産の伴侶犬・番犬
ラサ・アプソ
チベット原産の、小柄でがっしりした体つきの犬です。長い被毛と自立心のある性格を備え、かつては屋内の見張り役として物音や来客に気づいて知らせていました。体は小さくても、被毛の手入れは毎日必要です。
スコットランド原産の狩猟テリア
スコティッシュ・テリア
スコティッシュ・テリアは、地中で獲物を追うために作出されました。小柄でがっしりした体つきで、粘り強く匂いをたどります。硬く針金状の被毛には、定期的なコーミングと専門的なプラッキング(手で抜くトリミング)が必要です。
出典と写真クレジット
- Teaching your dog to be left alone
このプロフィールでの参照箇所: 留守番について
- FCI standard 86: Yorkshire Terrier
このプロフィールでの参照箇所: 気質, 大きさと体格
- Bladder stones in dogs
このプロフィールでの参照箇所: 健康
- Painful eye or eye held closed in dogs
このプロフィールでの参照箇所: 健康
- Yorkshire Terrier · breed guide
このプロフィールでの参照箇所: 大きさ / 体重, 気質, 日々の暮らし, 毎日のお世話, 大きさと体格, 健康, 寿命, この犬種はあなたの暮らしに合いそう?
正面 · Gundula Vogel · Pexels License
横向き · Erwin Bosman · Unsplash License
活動中 · Dog running to see the owner · Gabyrlo · CC BY-SA 4.0 · 編集済み
子犬 · Pixabay (as credited on Pexels) · Pexels License




