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ペットの知識

2頭目の犬を迎える:一緒に暮らす準備

最初の対面と、その後の家での暮らしをあわせて計画しましょう。まずは穏やかな散歩がよい出発点です。家を共有するとなると、食事や休息場所、飼い主の注意をどう分けるかも考える必要があります。各犬が邪魔されずに過ごせる場所と、対面を見守る人を、迎える前に決めておきましょう。そうすれば、犬たちが興奮している最中に慌てて段取りを決めずにすみます。

緑の草の上に座る成犬のイエロー・ラブラドール・レトリーバー
写真: AS Photography · 画像の出典 · Pexels Licenseラブラドールのイメージ写真です。実際の対面の記録ではなく、特定の犬がほかの犬と一緒に暮らせるかどうかを示すものでもありません。

愛犬と一緒に暮らせる相手を選ぶ

愛犬がほかの犬に自分から近づくのか、短く会ったあと距離を取りたがるのかを観察しましょう。外で遊ぶのが好きな犬でも、家を共有するには慣れる時間が必要です。2頭の活動量、遊び方、休息の必要性を比べてください。元気いっぱいの子犬が、静かな成犬には負担になることもあります。

保護施設や以前の飼い主に、実際の犬同士の対面や、これまでに分かっている問題について尋ねましょう。決める前に、付き添いのある対面を手配してください。また、2頭を飼うための時間、場所、費用を十分に確保し、それぞれと個別に散歩したり過ごしたりする機会も考えておきましょう。

この項目の出典: Introducing dogs · PDSA

それぞれの犬の専用スペースを用意する

各犬に、寝床と水のある専用スペースを用意しましょう。どちらも、もう一方がついて来ずに休める場所が必要です。一緒に会わせる前に、犬が大切にする噛むおやつやおもちゃは片づけてください。こうした物は、それぞれの専用スペースで使えるようにできます。

もう一頭の犬を迎える前に動物病院へ相談し、健康診断と感染症予防の内容が2頭それぞれに適切か確認しましょう。犬のこれまでの健康状態が分からない場合にも役立ちます。進め方は犬たちの反応に合わせてください。どちらかがもっと距離を必要とするなら、計画を調整しましょう。

この項目の出典: How should I introduce my new dog to my existing dog? · RSPCA Australia

屋外で距離を保って始める

家から離れた静かな場所を選びましょう。どちらの犬も、食事場所や寝床を守る必要のない場所が適しています。それぞれに大人の付き添い役をつけ、リードを装着します。距離を保ちながら、同じ方向へ歩き始めましょう。犬たちには周囲を嗅いで探索させます。

2頭とも落ち着いていて、付き添い役に意識を戻せるときだけ距離を縮めます。どちらかが相手に向かって強く引っ張ったり、不安そうに見えたりしたら、距離を広げてください。体を触れ合わせることは目標ではありません。短く穏やかな対面を何度か重ねるほうが適していることもあります。

この項目の出典: Introducing your new dog or puppy to your current dog · Dogs Trust

挨拶は短く、自分からできるようにする

リードをゆるめておくと、張った状態より犬が動きやすくなります。対面の前に、リードをつけて落ち着いて歩く練習をしておきましょう。状況が許せば、犬たちが短く挨拶できるようにし、その後は歩き続けましょう。犬たちを長く向かい合わせたままにしないでください。

どちらの犬にも挨拶を無理強いしないでください。離れることもやり取りの一部なので、できるようにしておく必要があります。普段の犬との対面ですでに強い恐怖や攻撃的な行動を示す犬がいる場合は、資格のある行動の専門家に対面を手伝ってもらいましょう。難しい対面を自分たちだけで繰り返しても、専門家による評価の代わりにはなりません。

この項目の出典: How to introduce your dog to other dogs on walks · Battersea, Introducing a new dog to an existing dog in the family · Battersea

帰宅したら競争を減らす

車で帰宅する場合は、車内で犬たちを離して乗せましょう。到着時には2頭それぞれに場所を確保し、狭い出入口を一緒に通らなくてすむようにします。最初は食べ物や大切な物を犬たちの届かないところに置いてください。

食事は別々の部屋で与え、食べるのが速い犬がもう一方の食器に近づけないようにします。先住犬のこれまでの生活リズムを保ち、個別にかまう時間も作りましょう。最初の晩に仲良く過ごせたからといって、2頭を監督なしで一緒にしてよい理由にはなりません。まずは家の中のさまざまな状況にどう対応するかを観察してください。

この項目の出典: Introducing your dog to the family · Blue Cross, Introducing a new dog to an existing dog in the family · Battersea

子犬には遊びを切り上げる手助けが必要

成犬が休みたがっていても、子犬は遊び続けたがることがあります。2頭とも自分から遊びに参加し、いつでも遊びをやめて離れられるかを見てください。単に一緒に遊んでいるように見えるだけで判断しないでください。早めに子犬を呼び戻し、子犬の専用スペースで別の活動をさせましょう。年上の犬には、邪魔されずに退避できる場所が必要です。

遊びが激しくなりすぎたり、どちらかが不安そうに見えたりしたら休憩を入れます。適切な仕切りで2頭を分け、子犬には飼い主のそばで別の活動をさせましょう。子犬のワクチンによる予防効果が確立する途中であれば、対面に適した場所を動物病院に相談してください。

この項目の出典: Introducing your puppy to your older dog · Blue Cross, Puppy and dog vaccinations · Blue Cross

対立になる前に緊張のサインに気づく

吠えていなくても、対面が負担になっていることがあります。顔をそむける、体が固まる、体に力が入る、唇をなめるといった行動は、その状況で不快に感じているサインかもしれません。前後の状況を踏まえて判断しましょう。おやつを食べた直後に唇をなめるのと、相手の犬から離れようとしているときになめるのとでは意味が異なります。

もう一方の犬がサインに気づくのを待たないでください。距離を広げ、2頭が落ち着く時間を取りましょう。直前に何が起きたかを記録してください。似た状況で繰り返し緊張が見られる場合、その記録をもとに専門家が対面の進め方を調整できます。

この項目の出典: Why dogs get scared or frustrated and how to help them · Dogs Trust

衝突したら安全に引き離し、助けを求める

犬同士に争いを解決させたり、うなり声を叱ったりしないでください。距離を取り、安全にできる段階で丈夫な仕切りを使って分けましょう。争っている犬の間に手を入れてはいけません。犬が噛まれた場合は、目に見える傷が小さくても、負傷した犬をできるだけ早く動物病院で診てもらいましょう。

衝突の後は、2頭を離したままにしてください。どちらの犬も痛みやほかの健康上の原因がないか診察を受けること、そして安全な進め方を動物病院に相談しましょう。衝突が繰り返される場合は、資格のある行動の専門家にも相談してください。その後の直接の対面は、双方にとって安全な方法を示した個別の計画ができてから再開してください。共同生活は2頭にとって安全でなければなりません。

この項目の出典: Signs of aggression in dogs and what to do · Dogs Trust, Wounds and skin injuries · PDSA

お世話ガイド

迎えた初日から、毎日の暮らしまで。

必要なもの、一緒に暮らすこと、ペットを迎える前の選択に役立つ実践的なガイド。