fellfolio.
日本語
App StoreでダウンロードiPhone・iPad向け

小動物 · 飼育と毎日の暮らし

わが家に合う小動物は? 6種類のげっ歯類を比較

家の中で使える広さ、夕方以降に取れる時間、動物とどんな毎日を過ごしたいかによって、家庭に合う小動物は変わります。夜遅くに盛んに穴を掘るハムスターと、安全を確保した場所を毎日探検するラットの群れでは、必要な環境が違います。モルモットには、広くひと続きになった床面積と、慣れ親しんだ同種の仲間が必要です。

選ぶときは、まず家で用意できる環境を考えてみましょう。動物のために、どれだけの場所をずっと確保できますか。いつ誰が世話をできますか。行動を眺めるのが主な楽しみですか。それとも、頻繁に直接ふれあいたいですか。以下の違いを比べると、希望と実際にできる世話の両方に合う種類を考えやすくなります。

白いひげのある、ペットとして飼われている白黒のラット。
場所の広さを測る
体が小さくても、広い飼育スペースが必要な動物はいます。敷材(床に敷く素材)の深さ、床面積、登れる高さには、それぞれ違う役割があります。
仲間との暮らしを考える
ここで紹介する動物の多くは、同種の仲間が必要です。一方、成体のゴールデンハムスターは単独で暮らします。
世話の責任を決める
子どもが毎日の世話を手伝う場合も、飼育と動物病院での判断は大人が責任を持ちましょう。

6種類の動物は、毎日の暮らしでどう違う?

表を使って候補を絞ってみましょう。飼育スペースの整え方や、一緒に暮らせる仲間については、それぞれの飼育ガイドで詳しく説明しています。表のハムスターに関する内容は、ゴールデンハムスターについてのものです。ドワーフハムスターを考えている場合は、その種類に必要な住まいの条件や世話の方法を確認してください。

同じ種類でも、慎重な個体と好奇心の強い個体がいます。これまでの飼育状況や行動がほとんど分からない動物に比べ、保護施設がよく知っている、すでに一緒に暮らしている2匹や群れのほうが、性格や相性を判断しやすい場合があります。

動物の種類仲間と活動時間飼育で大切なこと
モルモット相性の合う群れで暮らし、1日の中で何度か活動します広い床面積、隠れ場所、干し草、適切な新鮮な餌
ゴールデンハムスター成体は単独で暮らし、主に夕方から夜に活動します穴を掘れる広い飼育スペースと、日中に邪魔されず休める環境
モンゴルスナネズミ相性の合う仲間と暮らし、休息と活動を繰り返します深い敷材、安定した群れ、安全にかじれるもの
ファンシーラット相性の合う群れで暮らし、朝と夕方によく活動します登れる空間、毎日のケージ外での運動、定期的なふれあい
チンチラ相性の合う仲間と暮らし、主に夕方から夜に活動します跳び回れる広い飼育スペース、涼しい設置場所、細かな砂を使って体を手入れする砂浴び
デグー相性の合う群れで暮らし、日中によく活動します穴を掘ったり登ったりできる環境と、毎日、糖分の少ない餌を与えること

行動に合った広さを用意する

モルモットには、隠れ場所がいくつかある、広くひと続きの床面積が必要です。ラットは、各段を安全に行き来できれば、高さも活用します。ハムスターとスナネズミには、自分で巣穴や通路を掘れる深い敷材が必要です。トンネルをいくつか置けば探検できますが、穴を掘るための空間の代わりにはなりません。

飼う前に、設置予定の飼育スペースが床のどこまで占めるか、はがせるテープで印を付けてみると分かりやすくなります。周囲には、掃除、給餌、動物の観察ができる余地を残しましょう。移動用のキャリーケースや用品を置く場所も必要です。飼育スペースの中も、寝床や穴掘り場、その間の通り道を考えて配置し、すべてを設置したあとも動物が十分に動けるか確認してください。

動物の活動時間に合う暮らし方を考える

ゴールデンハムスターが動き出す頃には、子どもがもう寝ているかもしれません。一緒に遊ぶために早く起こしてはいけません。デグーは日中によく活動し、チンチラは夕方以降に活動する様子を見やすい動物です。同じ種類でも起きている時間には個体差があります。どの動物も、休んでいるときは邪魔をせずに過ごさせましょう。

計画を立てるときは、普段の1週間を思い浮かべてみてください。仕事の前、自分が夜に外出する日、週末に留守にする間は、誰が動物の様子を確認しますか。餌を補充するだけでなく、1匹ずつ観察する人が必要です。自動給餌器では、その確認はできません。ケージ外で運動させる種類では、運動中の見守りに加え、場所の準備と片付けにも時間がかかります。

どんなふれあいを望んでいますか?

多くのラットは、慣れた人に自分から近づくようになります。モルモットは手から餌を受け取ったり、仲間と一緒に人のそばで落ち着いて過ごしたりすることがあります。スナネズミ、ハムスター、チンチラは、餌を探す様子や巣作り、動き回る姿を眺めるのも楽しみです。ただし、人にどれだけ慣れるか、触れられるのを好むかは、同じ種類の中でも個体によって違います。

子どもは、適切な餌を隠したり、干し草を補充したり、体重を記録したりして世話を手伝えます。大人は、いつ触れてよいか、いつ動物に静かな時間が必要かを見極めましょう。日常的に抱いたり、寄り添ったりすることが家族の一番の希望なら、決める前に保護施設で何匹かに会い、その希望を率直に相談すると、現実的な判断につながります。

継続的な費用と動物の迎え先を確かめる

費用の計画には、飼育スペース、設備、餌、敷材、交換用品、留守中の世話、動物病院にかかる費用への備えを含めましょう。最初に用意する大きな飼育スペースは、動物そのものよりずっと高くなることがあります。希望する飼育スペースの実際の価格、普段必要な餌の量とかかる費用、地域で留守中の世話を頼む場合の料金を調べましょう。その金額を使えば、実際の暮らしに合った費用の見積もりを作れます。Fellfolioの費用プランナーは、金額をユーロで入力する形式です。日本円の金額をそのまま入力せず、ユーロに換算してから使ってください。入力した金額をもとに、月ごとの合計と最初の1年間の費用を計算できます。

動物を迎える前に、年齢、性別、これまで一緒に暮らしていた仲間、慣れている餌、分かっている治療歴を尋ねましょう。信頼できる保護施設や責任あるブリーダーは、その動物が家庭に合わない場合も説明してくれます。動物が清潔で適切な環境に収容され、購入を急かされずに質問できるかも確かめてください。すでに相性よく暮らしている2匹は、当初は1匹だけ迎えるつもりだったとしても、引き離すべきではありません。

ウサギを別の項目で紹介する理由

日常会話では、ウサギもげっ歯類もまとめて「小動物」と呼ばれることがあります。ただし、動物の分類では、ウサギはノウサギも含むウサギ目に属し、げっ歯類ではありません。十分に動ける広い場所と、相性の合うウサギの仲間が必要です。モルモットはウサギの仲間の代わりにはならず、その逆も同じです。

そのため、Fellfolioではウサギを独立した項目で紹介しています。この比較を読んでも、気になる動物がまだ2種類あるなら、それぞれの飼育ガイドを並べて確認してみましょう。必要な広さ、活動時間、一緒に暮らす同種の仲間、休暇中に世話をする人を比べると、家で長く満たせる条件を考えやすくなります。

よくある質問

世話の手間が最も少ない小動物はどれですか?

世話の手間は、家庭でどの作業を無理なく続けられるかによって変わります。敷材の交換、新鮮な餌の準備、ケージ外での運動の見守り、大きな飼育スペースの掃除など、必要な作業は種類によって違います。どの種類なら毎日の世話を続けられるか、作業の内容を比べて考えてみましょう。

子どもだけで飼育の責任を負えますか?

長く飼い続ける責任は大人が担いましょう。子どもは年齢に合った作業を手伝い、大人が健康、食事、住まい、必要な治療について判断します。

出典・写真クレジット

写真の出典

写真: Fancy rat blaze.jpg · AlexK100 · CC BY-SA 2.0. 縦横比を保って縮小し、WebP形式で保存しました。レイアウトによっては画像の一部が切り取られる場合があります。

丸太の上に横向きで座る灰色のチンチラ。
飼育と日々の暮らし

チンチラ

チンチラの住まい、仲間、牧草を中心とした食事、砂浴び、長く続く世話について紹介します。

ガイドを読む
枝の上に座る茶色いデグー。
飼育と日々の暮らし

デグー

デグーの仲間づくり、安全な飼育環境、糖分を抑えた食事、遊びの工夫、毎日の健康確認を紹介します。

ガイドを読む
白いひげのある、ペットとして飼われている白黒のラット。
飼育と日々の暮らし

ファンシーラット

ファンシーラットが心地よく暮らせるよう、相性のよい仲間、使いやすいケージ、毎日の安全な運動、1匹ずつの健康管理を考えましょう。

ガイドを読む