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うさぎ · 一緒に暮らす

ウサギをペアにするには:一緒に暮らすための準備

2匹のウサギが並んでくつろぎ、互いに毛づくろいをしているなら、相手に慣れています。初対面では、相手のにおいや反応をまだ知りません。飼育スペースを整え、落ち着いた環境で見守りながら会わせることで、互いを知る機会をつくれます。

ウサギをペアにするとは、2匹を引き合わせ、安定して一緒に暮らせる関係をつくっていくことです。相性を考えて相手を選び、適切な場所を用意し、様子を観察する時間が必要です。初めての場合は、ウサギの保護・譲渡に詳しい団体が、相手選びや行動の見極めを手伝ってくれます。

寄り添って休む黒いウサギと薄茶色のウサギ
健康状態を先に確認
直接会わせる前に、性別、去勢・避妊手術の状況、必要な健康確認を済ませましょう。手術を受けたウサギは、回復する時間が必要です。
中立の場所から始める
最初に会わせる場所は、どちらのウサギにとっても、以前から暮らしていた縄張りではない場所を選びます。
行動を目安にする
決まった日数よりも、落ち着いて食べたり休んだりできるかを見て判断します。

相性のよい相手を探す

去勢済みのオスと避妊済みのメスは、相性のよい組み合わせになることが多いです。性格、健康状態、活動量も大切です。しつこく相手に近づく若いウサギは、動きに制限のある高齢のウサギに負担をかけることがあります。それぞれのウサギをよく知る保護団体なら、こうした違いも考慮できます。

これからウサギを迎えるなら、すでに仲よく暮らしているペアを引き取る方法もあります。先住のウサギに相手を探す場合は、保護施設やウサギの保護団体に相談できます。十分に準備しても2匹がなじめなかった場合、次にどうするかも相談しておきましょう。うまくいかなかったからといって、そのウサギがずっと単独で暮らすべきということではありません。別の相性のよい相手とは一緒に暮らせる可能性があります。

健康を確認し、別々の飼育スペースを用意する

直接会わせる前に、ウサギの診療経験が豊富な動物病院で性別と健康状態を確認してもらいましょう。両方とも去勢または避妊手術を受け、手術から回復している必要があります。オスは去勢後も最大6週間、メスを妊娠させる可能性があります。いつ会わせられるか、事前にどのような健康上の対策が必要かを、動物病院と相談してください。

準備中は、それぞれに十分な広さの飼育スペースを用意し、干し草、水、トイレ、隠れられる場所を設けます。隣り合う飼育スペースなら、互いの姿を見て、においに慣れることができます。仕切りは、金網越しにかみつけないものにしてください。1枚では防げない場合は、2枚の仕切りを間隔をあけて設置する方法があります。どちらも相手の視界から離れられるようにしましょう。一方が仕切り越しに相手にしつこく迫る場合は、直接会わせる前に配置を見直す必要があります。

最初の対面を見守りやすくする

中立の場所とは、どちらのウサギも以前に暮らしたことのない安全な場所です。どちらも慣れた住まいを守る必要がないので、縄張りをめぐる緊張を減らせます。床は滑りにくくし、逃げ場のない行き止まりをつくらないようにします。複数の場所に餌を用意すると、2匹が食べることに意識を向けやすくなります。急がず2匹を観察できるよう、十分な時間を確保しましょう。

最初の直接対面では、最初から最後まで2匹を見守ってください。一緒にいて落ち着いてきたら、過ごす時間を少しずつ延ばせます。行動の判断に迷うときは、ウサギに詳しい人に相談できます。不要な車での移動などでわざと怖がらせることは、信頼関係を築く方法として適切ではありません。静かな環境で互いに慣れられるよう、人が見守り、必要なら安全に引き離せるようにしておきましょう。

初対面の緊張と、悪化する争いを見分ける

短くにおいをかぐ、距離をとる、一時的に相手の上に乗るといった行動は、知り合う過程で見られることがあります。大切なのは、その後の様子です。一方が相手に近づくのをやめ、相手をそっとしておけますか。2匹とも動いたり食べたりできますか。それとも、追い回し続ける、狭い範囲で互いを追ってぐるぐる回る、互いにかみつくといった状態になりますか。こうした行動を見て判断します。けんかを「序列を決めているだけ」と考えて放置しないでください。

けんかになったら、すぐに安全な方法で引き離してください。かみ合っているウサギの間に、素手を入れないでください。あらかじめ用意した丈夫な仕切りで接触を止められます。けがをした場合は獣医師の診察が必要です。次に会わせる前にウサギの行動に詳しい専門家に相談し、同じ危険な状況を繰り返さないよう進め方を見直しましょう。怖がる状態が続く場合や、一方が餌に近づけない場合も、計画を見直す必要があります。

一緒に暮らす飼育スペースへ移る

同じ場所で落ち着いて食べ、自分から近くで過ごし、穏やかに振る舞うのは、関係が進んでいるしるしです。互いに毛づくろいをする姿はうれしいものですが、すぐに見られるとは限りません。人が見守らずに一緒に過ごさせる前に、長めの時間を共に過ごしても安定して落ち着いているか確認しましょう。判断の目安は決まった日付ではなく、2匹の行動です。

最終的に一緒に暮らす飼育スペースには、十分な広さ、複数の餌場、水、隠れられる場所が必要です。もともと一方の縄張りだった場所を使うなら、2匹を入れる前に十分に掃除し、内部の配置を変えるとよいでしょう。移った後も、2匹が引き続き落ち着いて過ごせるか観察します。仲よく暮らしているペアは、その後もできるだけ一緒に過ごせるようにしましょう。動物病院を受診する際は、もう1匹も一緒に連れて行けるか、病院に相談するとよいでしょう。治療などのために2匹を離した後は、2匹の反応に応じて、慎重に再び慣らす必要があるかもしれません。

よくある質問

ウサギがペアになるまで、どのくらいかかりますか?

ウサギによって異なります。すぐになじむ2匹もいれば、もっと時間が必要だったり、別の相手のほうが合っていたりします。繰り返し落ち着いて会えるか、一緒に暮らす中で2匹とも無理なく食べ、休み、動けるかが目安になります。

けんかをしているウサギ同士に、解決を任せてもよいですか?

いいえ。互いにかみつき、けんかが激しくなると、重いけがにつながります。安全な方法で引き離してください。再び会わせる前に、経験豊富な専門家に今後の進め方を相談しましょう。

出典・写真クレジット

写真の出典

写真: Two bonded rabbit pair sitting together · Kippo44 · CC BY-SA 4.0. WebP形式に変換しました。写っている内容と画像のサイズは変わっていません。

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